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バックパックに背負われて世界一周新婚旅行中


by worldworldworld
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プルママルカ

38ヶ国目アルゼンチン。
プルママルカ_c0122941_5512243.jpgボリビアからの入国は徒歩での国境越え。  国境ではボリビアからのコカ茶の不正流入を防ぐために一人ずつ一つずつ荷物検査をする。これがアホなくらい効率が悪くて2時間かかってようやくアルゼンチン入国。
はい、おつかれさん。

ここで時間かかったのと、時差が2時間あって、アルゼンチン入ったときにはもう夕方。 けどこんな国境の村に泊まるのも嫌だし。。国境付近は人や物が流れてるためか、悪い人が多いんだよね。
で、目的のプルママルカの村までバスで約4時間半。  この辺は日の入りが遅くて、21時頃に日が沈んだけど到着したのは22時頃。 しかも国道沿いの真っ暗なところにポイッと降ろされて・・・。そこから山の中へ1時間歩いたところにプルママルカはあるらしく・・・。

けどやっぱり俺はラッキーで☆☆ ちょうど3人のアルゼンチン人の旅人が一緒に下車してて、彼らはプルママルカに行ったことがあるらしい。しかも英語話せるし。ラッキー☆
更にびっくりなのは、話しを聞いてたら先週彼らは日本へ旅に行ってて、その帰りのアルゼンチン旅行らしい。 なんて偶然!
一応日本の感想を聞いてみたら、一番の返事が「日本は何処ヘ行っても英語が通じないで苦労したわっ」だって。すんません。
日本食は好きと言っていたが、他には興奮するような内容の話しは聞けず。。。

俺は大好きです。日本。


で、無事プルママルカ到着。ほんと2人だけだったらどうしてただろ??  あんな真っ暗な山奥で・・・。  まあ、なんとかなるもんだけど。

プルママルカは今まで滞在した町の中でも一番くらいに小さなところ。 カラフルな山に囲まれてる。  ここはウマワカ渓谷といって七色の渓谷が見られる。酸化鉄とか硫酸銅、マンガンといった鉱物が混ざってできた谷なんだって。最近2003年に世界遺産にも登録。
静かでいいところ☆
プルママルカ_c0122941_5462995.jpg

宿もキャンプ場で、俺らは8人部屋に宿泊したが、他の人たちは庭にテント張ってる。みんなのんびり過ごしてる。 ほとんどスペイン語ばっかりで会話はよく分からないけど。。まあ楽しい。


プルママルカ_c0122941_5464723.jpg村にはカラフルな雑貨屋さんがいっぱいでイイ雰囲気。 見てるだけで楽しいけど、狭い村なので毎日同じところをブラブラすることになる。
夜はライブ演奏を楽しめるレストランやBARがあって。夜遅くからライブは始まるんだけど、コレがかなりレベル高くて! アルゼンチンJAZZが聞けてすごいイイ雰囲気☆
めちゃめちゃ大満足! ニューヨークでのJAZZ BARにも感動したけど、同じくらい感動で鳥肌たった☆★
プルママルカ_c0122941_5472889.jpg
気に入ったので翌日も22時頃から同じところへ。その日はカップルのヒッピーがFOLKを演奏。これまたヤバイくらいよかった!

やっぱり音楽はいいねえ☆  音楽は世界を変える!・・・のかな??
俺は今の世界好きだから変わっても困るけど、今よりもっとイイ世界になるならね☆

プルママルカは今はガイドブックにもあまり載ってないけど、多分数年後には旅人には人気の村になってると思うなあ。 なんとなくここなら住んでもいいかもって思った。

けどまだまだ やること やりたいこと がいっぱいあるからねえ。
とりあえず旅をすすめます。
オレ思ってた以上に素敵な30歳を過ごしてると思う。
プルママルカ_c0122941_548282.jpg

# by worldworldworld | 2008-03-15 05:35 | アルゼンチン

ウユニ塩湖

ラパスから夜行バスにのり、ウユニの町へ。
ウユニまでの道のりはものすごいガタガタ道。大げさなアニメみたいにお尻がうくうく。ガタン、ゴトン、バスが揺れる度にお尻がピョコン、ピョコン。客観的に見るとけっこうおもしろい光景だけど、乗ってる方はやっぱりしんどい。ふぅ・・移動も楽じゃない。

ウユニの町からさらにツアーにのり、ウユニ塩湖にむかう。
私達がお願いしたツアーは1泊2日ツアー。長いツアーなら3泊4日ツアーまである。
1泊2日ツアーの内容は、列車の墓場→ウユニ塩湖→塩湖の真ん中にある塩でできたホテル”プラヤ・ブランカ”にて宿泊→サボテン山→帰宅  といった感じ。

ウユニ塩湖_c0122941_533535.jpgまずは列車の墓場へ。
昔はウユニの塩を列車で他の町まで運んでいたらしい。今は閉鎖させて列車だけが放置されたらしく、草原のど真ん中にさびて古ぼけた列車が鎮座している。味のある光景だけど、ま、これは前置きみたいなもの。

メインはなんといっても塩湖!
南米旅した人たちに話しを聞くと皆口々に塩湖がいいよ!という。塩湖といわれてもあんまり想像がつかない。一体どんな風にすごいんだろう・・。
そう思ってたどりついた塩湖。
突然現れた白い世界にびっくりして声もでなかった。
ウユニ塩湖_c0122941_5344233.jpg

ツアーで一緒だった人は私達も含め全部で7人。7人とも最初の一声がでるまでちょっと間があったと思う。目の前のこれがなんなのか理解するのにちょっと時間が必要だった。
海のような、雪のような、雲のような。。
ウユニ塩湖_c0122941_535839.jpg

私のぼっきゃぶらりーではなんて形容していいのかわかんないけど、これが全部塩!ってことがものすごい不思議。
地平腺が白一直線。たくさんの物や色に埋もれている生活をしている私たちにとってはこんななんにもない、白と空の青だけの世界があるんだな、と少し切ないような気持ちになる。
世界は広い。本当にそう思う。

ウユニ塩湖_c0122941_5353071.jpg塩湖のどまんなかにあるホテル”プラヤ・ブランカ”に宿泊し、一晩塩湖を堪能。
みんなで夕陽を見に塩湖を歩いたり、夜は他の宿泊客3人を交えて宴会したり。宿泊客はたまたまなのか、なんと全員日本人。しかも22歳以上30歳以下。日本の若者ってつくづく幸せだよなぁと思う。こんな日本の裏側に近いボリビアでしかも電気もつかない塩湖のど真ん中で偶然にも10人集まってお酒飲んだり語ったりできちゃうんだから。
塩湖の夜空も格別だった。
本当に贅沢な時間。改めて考えて見ると自分がここまで来れちゃっているのが信じられないくらい。


ウユニ塩湖_c0122941_536790.jpg翌日はお昼ごろツアーのお迎えがきてサボテン山に向かう。
塩湖にぽっかり浮かんだ島のようなサボテン山にはニョロニョロのようなサボテンがぎっっしり生えている。ナウシカでいったら腐界の胞子みたい。しかも巨大。
一見ふさふさに見えるサボテンの毛は近くで見ると堅くて痛い。こんな土地でも生えてこれちゃうんだからサボテンの生命力って計り知れない。

それにしても、塩湖まぶしいぃぃぃっ!!!
標高3800mの塩湖は、直でくる日差しも照り返しも痛いくらい。日焼けで頭の皮がペロンとむけました。乾燥で鼻の皮もペロンとむけました。鼻水ですぎて鼻の下も赤くなりました。
なつこ27歳、お肌の曲がり角どころか急な下り坂。・・ま、強く生きます。
# by worldworldworld | 2008-03-10 06:43 | ボリビア

ラパス

37ヶ国目ボリビアの首都ラパスに来ました。
標高は富士山くらい、世界一たかいところにある首都です。
旅出る前はぜんぜん聞いたこともなかった町。  まあ、まだまだ世界には知らないところがいっぱいあります。 はい。
ラパス_c0122941_5115476.jpg

ラパスはけっこう栄えてて賑やかで、なかなかおもしろそうな町。  けど標高の高いところは酸素薄いし生活しずらくて。。。 ボリビアは南米でも一番貧しい国らしく、治安もあまりよろしくないみたいだし。 
ラパス_c0122941_51355.jpgあと標高が高いところでのアルコールは身体に悪く、ビールもおいしく飲めない。ていうか、ボリビアのビールはまずい。世界一まずいと俺は思った。  絶対いや!
そんなこんなでラパスは2日で次へ移動。


ラパス_c0122941_5121249.jpgラパスではせっかくなので、週2回開かれるというエル・アルトの市場へ。 掘り出し物があると聞いて行ったのだけれど、なんか薄汚い市場で期待はずれ。。。 けど俺掘り出し物??ズボンを約75円でゲット。 

そういえば今持ってる衣類の半分以上は現地調達したものになってきたなあ。

そういえばこの前、奈津子ママに「浮浪者みたい」って言われたなあ。(結構ショック・・・。)

まあ、全力でゆうたしてます。
# by worldworldworld | 2008-03-07 23:14 | ボリビア
クスコから南下すること6時間。ティティカカ湖、湖畔の町プーノに到着。
ティティカカ湖は汽船が航行する湖では世界一高いんだとか。標高なんと3800m。富士山より高い!歩くとすぐ息切れ、鼻たれ、日焼け、乾燥。お年頃の乙女にはなんとも過酷な環境です。。
残念ながら現在雨季のティティカカ湖。夕方には毎日雨が降り、空にはどんより雲がかかる。
でも琵琶湖の15倍という壮大なティティカカ湖を眺めるため湖に浮かぶ島、ウロス島とタキーレ島のツアーに参加。
プーノ  ティティカカ湖_c0122941_7195144.jpgウロス島は草でできた島。踏み心地がなんともおもしろい。草でできた島は周辺におよそ40個。それをすべて総称してウロス島って呼ぶらしい。戦争から逃れるために先住民族が草の島を浮かべそのまま現在に至るまで住み着いたらしい。
草の感触はおもしろいけど、、この島住みやすいのかって聞かれたら、、。私たちからすればまるでアトラクション。ま、草の感触はおもしろい。・・それでいいか。

プーノ  ティティカカ湖_c0122941_7215079.jpg続いてタキーレ島へ。この島の頂きに着くころなんと晴れ間が!
アンデスの青い青い空とぽっかり浮かぶ白い雲。タキーレ島ののどかな段々畑と草原がキラキラと目に飛び込んでくる。きもちいい。
日に照らされたティティカカ湖はどこまでも青く透き通っている。ティティカカ湖の水ってきれいなんだ!また新たな感動。天気によって風景って本当に変わる。雨季に来たにもかかわらずこんな景色をみられて本当にラッキー。

プーノ  ティティカカ湖_c0122941_7232265.jpgなーんにもない島だったけど、なーんにもないのがまたきれいで、晴れ間もでて壮大で美しいティティカカも見れてアンデス気分を堪能。

プーノ  ティティカカ湖_c0122941_727252.jpg
でも同じツアーにいた滋賀県民に言わせたら琵琶湖も負けないくらい美しいらしい。埼玉県民にはないほほえましい郷土愛。帰ったら琵琶湖ものぞいてみよっと。

プーノ  ティティカカ湖_c0122941_7294823.jpg

ティティカカ湖の半分はボリビア領。次はティティカカ湖を越えてボリビアに入る予定。
さらにまた標高が上がるらしい!ちょっと地上がこいしぃ~。
# by worldworldworld | 2008-03-06 06:30 | ペルー

マチュピチュ

36カ国目ペルー、ナスカの地上絵の次はマチュピチュ。旅後半の大きな楽しみのひとつ。 マチュピチュはこの旅出てくる前からの大きな楽しみのひとつ。


ナスカからかなりの高地をバスで移動し、マチュピチュへの拠点となるクスコの町へ約20時間。 これくらいの移動はもう余裕って思ってたのに。。。3000m以上の山々を越え、途中プーノの町では富士山より上の3850mの標高を通過。そのあたりから2人とも体調が悪くなり、、深夜にクスコに着いた頃にはぐったり。翌日に熱計ってみたら2人とも38度以上で。あ〜れ〜
奈津子はかるく寝込んだことがあったが、俺は寝込むほどの体調不良はこの旅で初。 あーあ情けない。 酸素不足の高山病なのか、疲れがたまってたのか2人そろって鼻水たらして寝込みました。

マチュピチュ_c0122941_8342531.jpg丸二日間寝込んで、ようやくマチュピチュへ。
マチュピチュへは更に登山鉄道で約4時間。すごい岩山の中を、山奥へ進みます。
しかもマチュピチュの村から遺跡へは更に険しい山道をバスで30分。


思ってた以上にすごいところにマチュピチュはあった。
マチュピチュ_c0122941_834564.jpg
本当に高い岩山の上にあり、下からはその存在は確認できない。 これはスペインが侵略してきても見つかるはずがない。 よくもまあこんなところにこれだけのものをつくったなあって。 感心というか、呆れるくらい。。。
ときどきス〜っと遺跡の上を雲が横切る。 2人で座って1時間以上、マチュピチュを上から見下ろしてた。
期待以上の感動! 旅に出てよかったなあって心底思う瞬間。
遺跡自体はそんなに大きくないが、俺は一発の感動具合でいったらアンコールワットより興奮したかなあ。
マチュピチュ_c0122941_835301.jpgま、俺は全景を見渡して おおぉ〜って感動したら満足で、チマチマ見て感動するタイプではないので、こういう感想ですが。
で、その後はマチュピチュ遺跡の横にそびえるワイナピチュ山の登山にチャレンジ。写真奥に見える仙人が住んでそうな高い岩山です。 奈津子は病み上がりのため、残念ながらお留守番。
時間は登リで1時間もかからなかったが、とにかく険しくほとんど崖を登る感じ。 俺はおぼっちゃんだし、こんな険しい道登ったことがない。 毎年数人崖から落ちてるとか。。。
でもやっぱりてっぺんからの眺めはよかった ! 別に人生悟ったわけじゃないけど。

マチュピチュ_c0122941_8361677.jpg
俺おじちゃんになったら仙人になろっと。霞とビールだけでもいいや。
いや〜 本当いいもの見た。 ほんと一生に一度のマチュピチュは大満足 !

マチュピチュ_c0122941_8363783.jpg

# by worldworldworld | 2008-03-03 08:37 | ペルー