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バックパックに背負われて世界一周新婚旅行中


by worldworldworld
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エアーズロック

43カ国目オーストラリア。まずはシドニーに入り翌日飛行機にてエアーズロックへ。

飛行機を降りると一帯がエアーズロックリゾートとなっていて高級ホテルが立ち並ぶ。
スーパーから美容院、レストランや郵便局まで生活するには困らないようになっているリゾート地。
でもまさか高級ホテルには泊まれないので唯一あったドミトリーに宿泊し健気に自炊生活。

考えて見れば観光という観光はこれで最後。
あとはケアンズ、シドニー、フィジーだからダイビングしたり買い物したりすることはあっても観光地の前で写真撮って・・みたいなベタな観光をすることはなさそう。
ついにここまできたか、とちょっとしんみり。

エアーズロックと近くのオルガ岩群は言わずと知れたアボリジニーの聖地。
砂漠地帯のこの地方は赤い砂に低い草が生えるばかりで一面サバンナのよう。
エアーズロック_c0122941_18384844.jpg

地平線上にぽっこり浮かぶようにしてエアーズロックは聳え立つ。
地でもなく、空でもない。
まるでそこだけ絵に描いたみたいだな、と思った。
エアーズロック_c0122941_18402510.jpg

そのエアーズロックに登れるらしいと聞き着いた日の翌日登山口へ。
ところが登山口にある看板には思いっきり「エアーズロックには登らないで下さい」と書いてある。しかも世界中の人に分かるように英語だけでなく六ヶ国語くらいの言葉で。もちろん日本語表記も。
????
一体どっちなの?登っていいのか登っちゃいけないのか。
移動のバスで一緒だった日本人の人が渋い顔で「僕は登りません」という・・・。

どうやらアボリジニーの人は登ることを歓迎していないらしい。
アボリジニーにとってここは聖地で選ばれた司祭しか登ることができないという場所。
しかも死人がでるほどの危険な山。
今はくさりが張られ、道に線がひかれ観光客用に登山道ができてしまってるけど、できることなら登らないで!そういう叫びがあの看板らしい。

なるほど。

タイの首長族とか今話題のチベットとかもそうだけど、観光業で収益を得るべきか、神聖なる地には足を踏み入れさせないべきか。
現代における少数民族の生きる術って中々難しい。

私たちは、というと。
せっかく来たんだから登るでしょ!ということで登っちゃいました。
相当な急勾配。登りはかなりきつかった。

でも頂上の爽快感は圧巻!
エアーズロック_c0122941_18392544.jpg

岩は少しずつ風化して様々な模様が刻まれている。
本当に美しいものを見せてもらいました。
登っちゃいましたがアボリジニーの人々に感謝。
岩が美しいなんて本当に不思議。

オルガ岩群は風の谷へ。
風の谷をぐるっと回る所要2時間くらいのウォーキング。
岩が巨大な宇宙船にもクジラにも見える。その間を抜けると岩と岩に挟まれた草原地帯が。
まさにナウシカの風の谷!!
エアーズロック_c0122941_18394946.jpg

すみません、またジブリネタになりました。

下の写真を撮るのにTAKE16を重ねました。
エアーズロック_c0122941_18405711.jpg


そんなこんなです。
# by worldworldworld | 2008-05-09 17:30 | オーストラリア

タヒチ ランギロア島

タヒチに12日間滞在。
イースター島からタヒチのパペーテに飛んだ。 島から島へ。なんか幸せなフライトです。

パペーテに着いたのは深夜0時。 超リゾート地、タヒチまで来て空港ベンチで一晩明かしました。。。 つよく生きてます。
朝起きたら、空港内にはびっくりする数の日本人がっ! タヒチには島民以外は、フランス人(タヒチはフレンチ・ポリネシア:フランス領です)と日本人ばっかりとは聞いてたけど、本当にすごい数の日本人の新婚さんたちがいてびっくり。お幸せに~☆

そーいや俺らも一応、新婚旅行。汚い格好してるけどなあ。

パペーテに2日間滞在。けっこうな街。物価すこぶる高い。東京よりも高い。わーい。

いろいろ考えて、残りはランギロア島で過ごすことにした。
日本人にはボラボラ島が有名で人気ですが、ランギロア島すごいんです!!

世界で2番目にでっかい珊瑚礁に囲まれたラグーンを持つ環礁、ランギロア島。よくわからないよね・・・。 島の幅が200m~300mしかなくて、その島が細長くグル~ッとラグーンを囲んでるの。 島の道路は一本道。日本人も全然いません。
タヒチ ランギロア島_c0122941_15191995.jpg

まあ、とにかく海はきれい。 30歳の勇太うっとり。
タヒチ ランギロア島_c0122941_15225248.jpg

まだあまり観光地化されてないので、のんびりした雰囲気。
会う島民はみんな手を振って挨拶してくれる。
子供たちは裸で海で遊んでる。
物価はギャグ。 コーラ1.5リットル550円。 卵1個70円。
自然とコレステロール控えます。
ダイビングスポットとしてはめちゃめちゃイイトコロ☆

それなのに、すぐにハプニングがっ!
あまりの海のきれいさに、興奮した俺がカメラをポケットに入れたまま海へ・・・。
タヒチ ランギロア島_c0122941_15232555.jpg

ご愁傷さまです。 夜はビールでデジカメに献杯!
どんま~い、どんま~い!
なので、しっかり自分たちの目に焼き付けた。

だけどブルーラグーンと呼ばれるところに遊びいったときは、今までに見たこともないきれいな海だったので、一緒だったカナダ人に頼んでカメラを借りてはしゃいだ。
本当に見たこともない海。 俺いつもはタメ息すると運気が逃げると思って、あまりしないのに、そのときはあまりのきれいさにタメ息ばっかり。 今までに見たこともない世界だった。
よくわからないけど、『やっぱりオレ最高!!』
タヒチ ランギロア島_c0122941_1524261.jpg


夜は同じ宿とかダイビングショップのフランス人10人や島民たちとディナーしたり、海辺でビール飲んで楽しい時間を。
昼間は海辺でのんびりして、ダイビングして。

ダイビングはすごかった~☆☆☆
5回潜ったけど、見れちゃうアニマルたちがすごい。 1m~2mもあるサメがウヨウヨしてるし、1回のダイビングで3m前後ある巨大マンタが15匹も見れたり、イルカまで見れちゃう!! ウミガメとかナポレオンフィッシュとか普段の主役が完全に脇役です。
ジャイアンツが4番バッターばっかり集めちゃうのも、やっぱり問題です。
おれアンチ巨人。

となりの部屋のフランス人カップルは、もう150回くらい世界の海を潜ってるらしいんだけど、「ココの海は世界一かも☆」って言ってたくらい。

イルカは泳ぎながら寝てたりなんだけど、ときどき遊びにくる。 あいつらはかわいくてズルイね。 なんかカワイ過ぎてヨゴレタ自分が恥ずかしくなっちゃう。
俺はそれよりマンタに感動! アホみたいにでかいし、本当に飛んでる! 口もでかいし食べられちゃうんじゃないかって、最初はサメよりもビビッタ★
俺らのことなんかお構いなしに、すぐ近くまで飛んでくる。 いやあ、オレ大好きマンタ。

「今まで旅したところで、また行きたいところは?」ってよく聞かれるけど、それよりも、まだ行ってないところに行きたいなあって思ってた。
けどランギロア島はまた来たいって思うね。 シーズンによっては巨大なザトウクジラも見れちゃうんだって! やりすぎ~
ダイバーには絶対おすすめ!

楽しくて嬉しくて本当にとろけちゃう様な日々だった。

そんなこんなです。
タヒチ ランギロア島_c0122941_15242956.jpg

# by worldworldworld | 2008-05-03 15:17 | タヒチ

イースター島

ついに来た!!
イースター島_c0122941_8162062.jpg

イースターは旅に来る前から私の憧れの島だった。謎の離島、そしてそこにたつモアイ像。想像するだけでちょっといい。
そんな島に実際に来れる日がくるとは。
イースター島_c0122941_8183668.jpg

日本でもイースター島はかなり有名だし、観光客も増えてさぞかし観光地化されているんだろうなと思っていたけどイースター島は本当になんにもない。
あるのはモアイと海だけ。
モアイは期待を裏切らず雄大で味があって。海からくる風は心地よい程度に涼しくて本当に気持ちがいい。癒しの島。
イースター島_c0122941_8214994.jpg

イースター島_c0122941_8235838.jpg

イースター島_c0122941_825284.jpg


なんだか時間の流れが急にゆっくりになっちゃったみたいな気がする。
朝日を見て、海を眺めて、モアイをみて、夕日を見て。
時計時間じゃなく太陽時間に沿って行動する、そんな生活。
イースター島_c0122941_8271440.jpg

南米で出会った日本人カップルのようへい君となつきちゃんと4人で海と夕日の見える宿でひたすらのんびり。トランプの大貧民を何度繰り返したことか(笑)
お料理上手のようへい君の手料理を味わいながら毎晩飽きるまで話して。
漁船から買ってきたタイをさばこうと鱗とったら飛び散って全身鱗まみれになって。
ハンモックで昼寝しようとしたら勇太が落ちて腰うって。
時々激しいスコールがきたと思ったらまた晴れて、洗濯物を出したりしまったり。
イースター島_c0122941_829766.jpg


島の生活ってきっとこんなのなんだろうな。

日本のような生活もあり、こんな生活もあり。世界っておもしろい。

ビーニャといい、イースターといい、食べて飲んで海を眺めてのすっかり沈没モードになっちゃったけどまだもう少し旅を先にすすめます。
次はなんとタヒチ!!
ダイビングするぞ!待ってろマンタ!
# by worldworldworld | 2008-04-21 08:37 | チリ
42カ国目。チリ。

チリでは魚介類がかなりおいしいらしい。魚介を食べるなら日本人宿“汐見荘”が最高だと聞いていたので“汐見荘”のあるビーニャ・デル・マールに滞在。
噂どおりの自炊天国!
汐見荘からは魚市場が近い。朝魚市場にいくとアナゴ、イカ、アサリ、ムール貝、ウニ、海老、サーモン等なんでも揃っている。
ビーニャ・デル・マール  チリ_c0122941_7595032.jpg

しかも安い、大きい!アサリやムール貝の大きさには本当にびっくりした。これがアサリだとは信じられなかったくらい。
そのアサリが1kgで500チリペソ。大体100円くらい。これはもう2kgいっちゃうでしょ!
他にもムール貝、海老、ウニなどを買い朝から魚介三昧。
ビーニャ・デル・マール  チリ_c0122941_811034.jpg

アサリや海老は生でも食べられる。すこし塩の香りの残るアサリや海老をちょっと醤油をつけて食べる・・・うまーー!!相当濃厚。とろける。
後はアサリやムール貝は酒蒸しにしたり、炊き込みご飯やボンゴレ、クリームパスタ等々。海老は海老マヨやサラダ、殻ごと素揚げにしたり、にんにくとバジルで炒めたり。
ビーニャ・デル・マール  チリ_c0122941_82462.jpg

みんながみんな料理を楽しんでいてそれぞれの料理をつまみながら昼からビール片手に魚介を賞味。
ビーニャ・デル・マール  チリ_c0122941_851196.jpg

みんな料理上手。
美味しいお料理を前に話しにも花が咲き、勇太に負けないお調子者も揃い、旅の経験談なども聞けて毎晩本当に楽しい夜を過ごしました。
汐見荘で偶然出会えたみなさんに感謝。
そんなこんなで2日に一度魚市場に足を運び、あとは街のスーパーで買出しをしと、観光もそこそことにかく食べて飲んでの生活を送りました。ま、こんな生活もまた一興。
楽しかった!!

俺も毎晩飲んで大盛り上がり!!勇太
# by worldworldworld | 2008-04-12 07:41 | チリ

ウシュアイア

南米大陸の最南端ウシュアイア。 世界最南端の町。
世界の果てと言われるところです。
こんなところまで来ました。
ウシュアイア_c0122941_95023100.jpg

夏の間はここから南極にも行けちゃいます。 ちょうど俺らが着いた1週間くらい前に今シーズン最後の南極ツアーがあったみたい。 船で南極行って上陸もできて10日間で一人約40万円。  全然考えてなかったけど、もしツアーに間に合っちゃってたら行ってかも。多分俺は行きたくなっちゃってたと思う。。。
次の楽しみにとっておこう☆


ウシュアイアには85歳の日本人おばあちゃんがやっている宿がある。
戦後に家族で南米に移住して、色々移り住んで何故か世界の果てまで流れ着いたとのこと。ここに日本人の旅人が集まる。 パタゴニアの自然は溢れてるけど、特に何かあるって場所でもない。けどせっかくここまで来たから世界最南端の町には行っとくでしょ!ってノリです。

世界の果てには世界最南端の灯台があります。
何故か自分がイイ男な気分になれた。
男のロマンです。
ウシュアイア_c0122941_9523622.jpg

世界の果ての木は変でした。
ウシュアイア_c0122941_9554892.jpg

ウシュアイア_c0122941_9571495.jpg

まあ後は特に何もせず、日本人のみんなと毎晩遅くまで宴でした。
ウシュアイア_c0122941_9541615.jpg


そんなこんなです。

旅の写真→http://photos.yahoo.co.jp/itonatuworld/
# by worldworldworld | 2008-04-07 23:50 | アルゼンチン